ネットカフェから起床して本格的に旅に出た3日目のお話からスタートです
Day3 思うがままに
2022年4月30日のお話
Day3-1 幸福の黄色いアレ
ネットカフェでどこに行こうかなどをなんとなく思っていたところ、私の好きな映画の一つ「幸福の黄色いハンカチ」のロケ地が夕張にあることを思い出しました。
どんなストーリーか一応軽くご紹介
高倉健・武田鉄矢・倍賞千恵子・桃井かおり他の出演です。
▼予告編
模範囚として六年の刑期を終えた男が、行きずりの若者二人と共に、妻のもとへ向う姿を描く。あざやかな緑の根釧原野を欽也(武田鉄矢)の赤い車は、ラジオの軽快なリズムに合わせて、ひた走っていた。網走の駅前で、一人でふらりと旅に出た朱実(桃井かおり)と知り合う。朱実は列車食堂の売り子で、同僚から誤解を受けて、やけくそになって旅に出たのだった。朱実は欽也の車に乗せてもらったものの、海岸で不意に欽也からキスを求められて、車から飛び出した。逃げ出した朱実をかばい、鋭い目付で欽也を睨んだ男、それが島勇作(高倉健)であった。欽也は啖呵を切った行きがかり上、勇作に挑むが、軽くあしらわれてしまう。そんなことがきっかけで、三人の旅は始まった。欽也が勇作に行く先を尋ねると、「夕張」と答えるだけだった。大雪山が見える狩勝峠で、強盗犯人が逃亡したことから一斉検問が行なわれていた。欽也は免許証を見せるだけで済んだが、警官は勇作を不審に思い質問すると、一昨日刑期を終え、網走刑務所を出所したと彼は答えた。朱実と欽也は驚きのあまり、語る言葉もなかった。三人はパトカーで連行されるが、何もなく富良野署から釈放される。走る車の中で勇作は重い口を開いて、朱実と欽也に過去を語り出した。勇作は6年間、刑務所で過ごしたが、光枝(倍賞千恵子)の面影は、勇作の心から離れなかった。刑期を終える直前、勇作は光枝に手紙を書いた。「俺は、お前が良い男と再婚して、幸せになっていることを望んでいる。この手紙がつく頃、俺は夕張に行くが、もしも、お前が今でも独りで暮しているなら、庭先の鯉のぼりの竿の先に黄色いハンカチをつけておいてくれ。そのハンカチを見たら俺は家に帰る。でもハンカチがなかったら、俺はそのまま夕張を去っていく」と。車は赤平、歌志内、砂川を過ぎて一直線に夕張に向かった・・・。
https://www.shochiku.co.jp/cinema/database/04055/ 松竹公式ホームページより
少しやけくそな気持ちで旅に出てきたので武田鉄矢と自分が少し重なるような…
そんなわけで朝7時 少々肌寒い中ミニのエンジンをかけてまずは夕張にある幸福の黄色いハンカチのロケ地を目指すことに。
天気は喜ばしいことに晴れです♪
出発から40分ほど、道の駅があったのでin
道の駅 あびらD51ステーションという場所です。
特急おおぞらでも活躍した国鉄型の気動車キハ183系が展示されていました。D51は朝早すぎてみることができず…。
どんどんすすみます
北海道初上陸の方はあるあるかもしれないですが、まっすぐ続く何もない道でなんとなくミニを止めて写真を撮りたくなるんです(後半は景色になれてそういうことしなくなるんですが…笑)
そしてまたふらりふらり…
夕張市に入ってすぐ滝の上公園というところにin
こちらの場所はもともと「北炭滝の上発電所」があった場所を公園化したところのようです。
北海道炭礦汽船株式会社が自家用発電設備として建設し、北海道の炭鉱産業に必要な電気を生成していたとのこと。なお現在も道企業局によって運営され現役で稼働している模様です。
北海道らしくとてもマイナスイオンを感じられるよい場所でした。
そしてそして軽く朝食…憧れのセコマですっ☆
セイコーマート一度も行ったことなかったのですが、ロ●ソンやセ●ンと比べてもかなりお買い得
ねぎとろ巻を買ったのですがお値段何と100円。ほかのコンビニでかったら150円、下手したらいま180円くらいするのではないでしょうか… 味もしっかりおいしく大変満足でございました。
さてそろそろつくかなぁと思いながら、ひたすらロケ地を目指していきます
「幸福の黄色いハンカチ 思い出の広場」の看板を左折し、映画で見たような坂が見えてきました。
高倉健らがハンカチがぶらさがっているかどうかドキドキしながら坂を上がっていく気持ちになります。
9:00am 無事に到着
あった!!
ありました!!!
黄色いハンカチです!!!
小屋の中に入ると~
あった!!
ありました!!!
ファミリアAPです!!!
私自身も2台目の増車はファミリアAPかセリカ(ST165)が欲しかったのですが、ファミリアAPは中古で全く出てこなかったんですよね…セリカも値段が高く中々…(どちらの車両も映画で話題になった名車ですね)
小屋の中は黄色い付箋に願い事を各コーナーや、居間の再現、パネル展示などがございました
もし次北海道旅をするならこのルートもやりたいですねぇ…
幸福の黄色いハンカチロケ地は映画を見てから行くととても感動できるのでぜひ北海道旅の前に一度鑑賞いただきお立ち寄りください。NetflixやAmazonPrimeVideoなどで幸福の黄色いハンカチをダウンロードしてフェリーの中で見るのもよさそうですね。
9:50am 幸福の黄色いハンカチ想い出広場をあとにしました。
Day3-2 ぽっぽや
続いて目指したのは鉄道員(ぽっぽや)のロケ地。
特に意識をしてなかったのですが連続で高倉健主演の映画ですね笑
幸福の黄色いハンカチのロケ地駐車場でどこに行こうかと考えて、ふと浮かんだので鉄道員ロケ地、幾寅駅を目指すことにしました。
こちらも軽くご紹介。
高倉健・大竹しのぶ・末広涼子他が出演する映画となります。
▼予告編
北の果ての小さな終着駅で、不器用なまでにまっすぐに、鉄道員(ぽっぽや)一筋の人生を送ってきた一人の男。
https://www.toei.co.jp/movie/details/1219313_951.html 東映公式ホームページより
一人娘を亡くした日も、愛する妻を亡くした日も、男は駅に立ち続けた・・・。
男の名は佐藤乙松(おとまつ)。今年で定年を迎える乙松は、彼と運命を共にするように廃線が決まった北海道のローカル線の駅長だった。
駅を守り続けながらも、かつて愛する妻と幼い一人娘の命さえ守れなかった苦い悔恨は、乙松の心に深く宿っていた。
降りしきる雪に汽車が何分遅れようとも、制帽を目深にかぶり、背すじを伸ばして、氷点下30℃近い極寒のプラットフォームに立ち続ける乙松の姿は、まるで自分自身に厳しい罰を与えているかのようだった・・・。
そんなある日、いつものように気動車を見送り、ホームの雪掻きをしていた乙松のもとへ、愛らしい少女がやって来る。
見慣れない顔に、この町の子ではないなと思う乙松。「今度一年生になるの!」あどけない笑顔で話す少女の手には、時代遅れの人形が抱かれていた。二言三言の会話を残して風のように走り去ってゆく少女を、目を細めて見送る乙松・・・。
ありふれた日々の、なにげない出来事のように思えたこの出会いこそ、孤独な乙松の人生に訪れた、やさしい時間の始まりだった・・・。
幾寅駅を目指して1時間半ほど走ったところで休憩がてら占冠駅に立ち寄りました。
道中本当に何もないんですよね笑 トイレしたくなったら何か大きな施設があったら入るみたいな感じで…
そしてまたひたすら走る…40分ほどするときれいな湖に着きました
かなやま湖というそうです。しかし、本当にゴールデンウィークなのでしょうか。
誰も居ません…こんなに天気も良くて眺望もいい場所が大型連休中でも独り占めできるのもミニ北海道旅のよいところです。
12:00pm かなやま湖をあとにし、7kmほど走ってところで次の目的地、鉄道員のロケ地である幾寅駅に到着しました。
劇中では「幌舞線 幌舞駅」として登場し終着駅の設定となっていますが、実際は「根室本線 幾寅駅」として機能していた場所です。
2016年に幾寅駅を含む根室本線の富良野~音別間が台風10号による影響で不通となり、現地に行ったときは代行バスが運行されていました。
しかし残念なことに、この駅はこのまま2024年4月1日に廃駅となる予定です。
このロケ地も廃駅となったあとどうなってしまうのかはわかりませんが、残し続けてもらいたいですね…。
劇中にも出てくるだるま食堂やキハ40の展示もありました
キハは中にも入れます
そして駅舎の中の探検!鉄道員の展示が多数…
運賃表や時刻表、各出演者のサイン、トイレも当時のままです。トイレはおそらく汲み取り式ですね
その他周辺のロケセットも残っておりました
30分ほど見学したので次の目的地を考えます。
ひとまず帯広競馬場へ向かってみようと決めたので12:50pm幾寅駅をあとにしました。
お腹がとても空いたので道中で何かを見つけることにします。食べるところもネットで検索せずにふらっと探すのも一つの楽しみです。
Day3-3 欲求…食欲。金欲。
腹が減った…(孤独のグルメの感覚)
幾寅駅を出発して30分。何もない景色に突如現れた救世主 なんかお店があります!!
のむらカレーというお店です。
2021年9月にオープンしたばかりのようで訪問した際にはまだ1年も経っていなかったようです
メニューはシンプルに1種類「スペシャルカレーディッシュ」というものだけ。
キーマ、レンズ豆のカレーの2種類に加えてたくさんの副菜がついてくるのがとてもうれしいです。
味もとてもおいしく、カレー好きの私もうなる1品でした。
ぜひこのルートを通る際はのむらカレーさんへどうぞ!
お腹を満たして気分が上がったところで帯広競馬場を目指します。
約50km、1時間ほど走ったところで14:40pm 帯広競馬場に着きました。
私事ながら、大学時代は乗馬をやっていた時期もあり馬は大好きです。
北海道ってこんなに人いたんだっけ…閑散とした場所をずーっと旅してきたので人の量に驚きました。
とりあえずパドックを見て…
今回はこの帯広2Rで勝負
ってレースタイトルが「もっくん、美和子さん大好き」笑
地方競馬だとこういう面白いタイトルあるあるですよね~
今回はこちらの馬券で勝負することに。コロナ禍だったので語呂合わせで5-6-7の馬券と無難に考えた2着流しの全通り馬単馬券です。
さぁ出走です
ばんえい競馬は世界唯一の競馬形態で、競走馬がそりをひきながら力や速さを競う競争です。
馬にはサラブレッドやどさんこなど色々な品種があるのですが、ばんえい競馬では「ばん馬」という品種の800-1200kg前後の農耕馬で競います。もともとは北海道開拓時代に農民たちが農耕馬にのって競い合うお祭りでしたがいつしかそれは現在の形になったのです。
はてさて結果は…
惜しい!!2着に選んだ5番は3着でした(´;ω;`)ブワッ
まぁなかなかうまくいきませんよねぇ…
もっと見ていたかったですがどっぷりハマって旅費が底を尽きてしまいそうなので先を急ぎます♪
16:00pm 帯広競馬をあとにします。
Day3-4 一日が終わる。日没。
日没の時間も近づきそろそろ宿も考えねばと思い、繁華街のある釧路を目指すことに。
釧路までは大体120kmくらいでしょうか。2時間半ほどはかかりそうです。
道中釧路湿原に寄りたいなぁと思いつつもう日没だしなぁ…と。
そんなことを思いながらぼーっと釧路を目指します。
1時間ほど走って疲れたのでちょっとたそがれ休憩
さらに1時間はしって釧路湿原の展望台に着きました・・・が・・・
営業時間に間に合いませんでした。残念。
釧路の繁華街を目指して走り、伊予製麺釧路店でうどんを食べました。
食べた写真が何もない…
そして宿を探そうと思ったのですがネットカフェがあったのでまた入ってしまう始末
この日は快活CLUB釧路木場店にて休憩…かなり無茶な旅行をしていますね…
Day3-Summary 移動ログ
【移動区間】
苫小牧~釧路
【移動距離】
車:393.6km (7時間52分) なぜかバイク判定されてる区間がある笑
続く
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